EQIFiのレビュー

EQIFiのレビュー: メリット

EQIFiは、「従来」の仮想通貨サービス（取引所や仮想通貨ウォレットなど）とは異なります。このプラットフォームは、ユーザーにDeFiサービスを提供しています。

具体的には、EQXEQIFiトークン、利回りアグリゲーション、APY獲得およびステーキングサービス、仮想通貨レンディング、そしてデビットカードなどのサービスを提供しています。

DeFi指向のプロジェクトとしては比較的標準的なものですが、EQIFi Financeの魅力は細部に隠されています! しかし、他の分散型金融関連プロジェクトとの大きな違いは、EQIFiが実際の認可された銀行によって提供されているという点です。

EQIBankによるプロジェクト

このプロジェクトは、このEQIFiのレビューで確実にカバーした方が良い最初の点です。仮想通貨とブロックチェーン技術の哲学に精通している方なら、おそらく既にご存知かもしれません。

そうでない方のために、簡単に概要をご説明します。

仮想通貨ファンはたいてい、仮想通貨の分散化と匿名性重視の維持にこだわるグループと、何らかの規制が必要であると考え、大規模な採用を求めるグループの2つに分かれています。

これは明らかに、もう何年も続いている本当に「ホット」な話題です。どの派閥に属するにせよ、「賛成」と「反対」の両論があります。

EQIFiに関して言えば、後者がこの企業の核心により近いものであることは明らかです。EQIFi Financeは認可され、完全に統治された中央集権型の金融機関であるEQIBankによって運営されています。

これはユーザーにとって何を意味するのでしょうか? いくつかのことが挙げられます。

まず、EQIFiのすべてのサービスを利用するには、全てのKYC認証チェックにパスしなくてはなりません。これにより、資産を借りたり、利回りの集約と流動性ファーミングから収益を上げたり、半集中的にライセンスされた方法で仮想通貨をステーキングしたりできるようになります。

一部の人は、これは仮想通貨の本質に直接違反すると考えます。ただし、長期的にみれば、これは大きなメリットです。この点については、このEQIFiのレビューの「メリット」のセクションで詳しくご説明します。

まず、このプロジェクトのチームは、完全にネット上で公開されています。EQIFiの公式ホームページにアクセスすれば、CEOが誰であるか、プロジェクトの責任者が誰であるか、仮想通貨におけるライセンス情報などを、誰でも確認できます。すべてのメンバーのLinkedInプロフィールもサイトに掲載されています。

さらに、EQIFiトークンに関する質問があったり、EQIFi DeFiプロジェクトの一部に関する詳細について不明点がある場合、あるいは、プラットフォームを使用中にバグに遭遇した場合など、何か問題が発生した際には、いつでもカスタマーサポートに問い合わせができます。

そのため、「何か怪しいこと」が起こっていると感じたとしても、安心できます。

当然ながら、「BinanceやCoinbaseなどの中央集権型仮想通貨取引所はどうなのか?」と疑問に思われるかもしれません。この点では、EQIFiと同様です！

厳密には、同様な点もあれば、異なる点もあります。

業界トップの仮想通貨取引プラットフォーム、実際にはある程度集中化されています。しかし、全てのトップクラスの取引所が、認可を受けた公式の銀行によって運営されているわけではありません。さらに、取引所はイールドファーミングや暗号資産の貸し借りなどのDeFiサービスをほとんど取り扱っていません。

総じて、ここでの重要なポイントはシンプルで、DeFiセクターに対するEQIFiのアプローチは非常にユニークであり、完全に認可・規制された銀行がEQIFiのサービスを支援することは、信頼性とセキュリティにおいて、ユーザーにとって間違いなく大きなメリットとなります。しかし、これを「完全なセキュリティ対策」とみなすべきではないことにご留意ください。EQIFiを利用するユーザーは、常に自分自身で調査を行う必要があります。

最大70%のAPY（年収率）リターン

APYは「annual percentage yield」の略です。これは、1年後の投資に対する潜在的な利益を示す用語です。

「投資」という用語は正確ではないかもしれません。このEQIFiのレビューの文脈では、「配分」という言葉が適切でしょう。

ご存知のとおり、イールドアグリゲーションとイールドファーミンのプロジェクトでは、実際に「投資」する必要はありません。資金を特定のイールドまたはステーキングプールに配分するだけです。そうすることで、配分された資産が「機能」し始め、受動的に収入が得られるようになります。

本題ではないため、これがどのように機能するかなど、技術的な話は今回は詳しく触れません。ただし、EQIFiがユーザーに最大70%のAPYを提供しているのは、嬉しい事実です。

これは莫大なリターンになる可能性があります！

EQIFiは、公式ホームページでは、他のタイプの不労所得との比較を掲載しています。普通預金口座では約0.1%のAPY、不動産とS&P 500ではそれぞれ4%と 10%の収入が期待できることがわかります。

これらと比較すると、70%というのは信じられない数字です。では、どのような仕組みになっているのでしょうか？

まず、ポートフォリオに、イールドアグリゲーションプールに配分し、長期間そこに保有しても問題ない暗号資産をいくらか準備する必要があります。

次に、希望の配分ポートフォリオを選択します。資産は希望の期間ロックでき、いつでも引き出すことができます。選択したポートフォリオに応じたAPY が獲得できます。

この機能は驚くべきもので、EQIFiのユーザーとEQXEQIFiコインの所有者は、何もせずに、このプラットフォームに暗号資産を預けるだけで受動的収入を得られます。

仮想通貨レンディング（借入）が簡単に！

DeFi業界では、仮想通貨ローンは新しいものではありません。分散型金融の投資家は、数年前からトークンを担保として差し出すことで仮想通貨を借りることができるようになりました。この機能に重点を置いた定評のあるDeFiプラットフォームさえあります。

とはいえ、EQIFiでは、このプロセスがはるかに簡単で、信頼性が高いです。

この点で、このプラットフォームは他のほとんどのレンディングプロジェクトと同様に機能します。担保がある場合は、希望の資産を上限なく借りることができます。

ユーザーは資産を借りる期間も選択できます。スマートコントラクトのおかげで、必要情報を全て入力すると、数時間、場合によっては数分でローンが承認されます。

EQX EQIFiローンと他の暗号資産のローンは、世界180以上の国で利用可能です。さらに、1つのローンにつき、複数の異なるコインを担保に入れることもできます。

つまり、ラップドイーサリアム (WETH) を借りたい場合、必ずしもBTCを担保として用意する必要はありません。たとえば、BTC、BAT、DAIなど、混ぜることができます。ユーザーのEQIFiのレビューでは、これについて触れている人はあまり見かけませんが、借り手には大きな柔軟性があります。

また、EQIFiで借りられる金額にはさまざまなレベルがあることも知っておくべきです。これらのレベルは、保有するEQIFi仮想トークンの量に応じて決まります。

最後の (4番目) レベルでは、借入制限がなくなります。つまり、担保があれば、好きなだけ借りることができるようになります。

これらすべてに加えて、EQIFi DeFiレンディングについて語るには、もう1つ重要な機能に触れなくてはなりません。  

金利スワップ

EQIFiの最もユニークな機能の1つは、おそらく金利スワップでしょう。

複雑な用語に感じるかもしれませんが、このコンセプトを分解すると、実際はそれほど難しくはありません。

ローンを組むと、ローンに利息が付きます。つまり、借りた額よりも多く支払うことになるということです。

一目瞭然ですが、これは一般的な融資の基本的な仕組みです。

このEQIFiのレビューでは、固定金利と変動金利という2種類の金利を挙げたいと思います。

固定金利は、ローンを借りる際に指定された金利が固定されるものであり、変動金利はレンディング資産の経済的要因に依存するため、日々の金利が変動する可能性があります。

通常、ローンを借りると、選択した金利が固定されますが、EQIFiDeFiでは特別なことが行われます。このプラットフォームでは、金利をある金利から別の金利に切り替えることができます。

このプロセスはスマートコントラクトを介して行われ、同時に金利を交換したい別のユーザーが必要です。両者がスワップを開始すると、残りの処理はスマートコントラクトが自動的に行います。このスワップは数秒または数分で完了します。

新しい金利はいくつかの要因に基づいて調整されます。まず、変動レートまたは固定レートのどちらのレートでスワップしたか。また、スマートコントラクトはアルゴリズムに基づいて機能し、いつでも各ローンの最適な金利を決定するため、人間の介入は不要です。

この機能は非常にユニークであり、例えば変動金利に困っている場合など、市場が自分の状況に有利でないときに非常に役立ちます。

EQIFiネイティブトークンを保有して、 特典をゲット!

このDeFiプロジェクトには、EQIFiトークンとして知られるネイティブトークンがあります。仮想通貨プロジェクトであるため、トークンがあります。

しかし、EQIFiトークンは実際には非常に特別です。保有者には幅広いメリットが提供されます。

まず、これはガバナンストークンとして機能します。つまり、保有者はプラットフォームの意思決定プロセスに参加できることを意味します。

たとえば、EQIFiでアップデートが計画されている場合や、潜在的な変更のリストがコミュニティにリリースされた場合、EQIFiトークンを使用してこれらの変更と更新に投票でき、プラットフォームの将来を形成するのに役立ちます。

多くのDeFiを活用したプロジェクトでは、通常、メリットはそれだけです。しかし、EQIFiトークンの場合はそうではありません。

EQXトークンは、プラットフォーム上のさまざまなトランザクションを行う際に、手数料削減に役立ちます。具体的には、EQXの保有者は手数料を最大10% 削減することができます。

これは大きな差です！大量の仮想通貨を「取引」することを計画していたり、使用しているプラ​​ットフォームのネイティブ トークンの所有者である場合には、10%は非常に注目に値する割引です。

次に、EQIFiトークン所有者は、EQIBankのアカウントへ優先的にアクセスできるほか、イールドアグリゲーターのさまざまなDeFiサービスや製品の限度額も増加します。これに加え、トークンはクロスプラットフォームとして機能し、EQIFiだけでなく、EQIBankの利用を考えている人にもメリットがあります。

メリットはこれだけではありません。EQX EQIFiを保有している場合、ステーキング報酬を最大25%多く獲得することができます。繰り返しになりますが、これは大きな差です！実際の報酬増加率は、いくつかの要因によって決まります。

この「ステーキング」がどのようにして可能なのかと疑問に思われるかもしれません。EQIFiでは、プラットフォーム独自の流動性プール内で、EQXトークンをステーキングできます。これは、イールドファーミングに加えて、EQIFiで受動的収入が得られる別の方法です。

最後に、EQXの保有者は、担保に対するLTV (ローン・トゥ・バリュー) が最大25%増加することに加え、最大10%のボーナスAPYも得られます。

ユーザーのEQIFiのレビューでは、あまりこれに触れているユーザーはいませんが、前述のガバナンスとステーキングプロセス、借入制限は、保有トークンの量によって決まります。4つのレベルがあり、レベルが上がるごとに、さらに多くの特典がアンロックされます。 

要約すると、EQXEQIFiトークンを保有すれば、数多くの特典が得られるということです。トークン所有者が利用できるさまざまな特典の数はとてつもなく多いです。当然、これはユーザーがEQXトークンを購入して、長期保有することを促進します。

EQIFiデビットカード - 近日リリース!

仮想通貨業界は大きく発展し、DeFiプロジェクトがデビットカードを発行するようになったくらいです。EQIFiも例外ではなく、このEQIFiのレビュー執筆時点で、同社はデビットカードの発行計画の最終段階に到達しています。

カード自体は、受け取りを希望するすべてのEQIFiユーザーに発行されます。カードブランドはMasterCardになる予定で、MasterCardに付随する通常特典が利用可能です。

このメリットは何なのでしょうか? まず、MasterCardがあれば、世界中のどこでもグローバルにEQIFi仮想通貨カードを使用できるようになります。支払いだけでなく、ATMで現金を引き出したり預けたりすることもできるようになります。

さらに、ユーザーは米ドルでカードに資金を保有しますが、非常に便利なことに、世界のほとんどの主要通貨で決済可能です。

EQIFiカードを手に入れれば、200ドルから最大50,000ドルをチャージすることができます。EQIFiカードは業界最大級の限度額を誇る、自由度の高いカードです。

では、実際にEQIFiカードを手に入れるにはどうすればよいのでしょうか? EQIFiの公式ホームページに概要が記載されているため、プロセスは実際には非常に簡単です。

まず、会員登録してEQIFiアカウントを開設します。これには本人確認とKYCプロセスが伴います。このプロセスが完了したら、ダッシュボードのアカウント管理ページからカード申請するだけです。カードが利用可能になると、EQIFiからカードが郵送され、資金をチャージすると、通常のデビットカードと同様に支払いができるようになります。

最高レベルのセキュリティ、年中無休のカスタマー・サポート、グローバルな展開、利用限度額なし、EメールやSMSでの通知などなど、カードのメリットは豊富です！ EQIFiのデジタルウォレットに加えれば、間違いなく便利でしょう！

EQIFiのレビュー: デメリット

EQIFiの主なメリットをすべて詳しくみてきたところで、ユーザーのオンラインEQIFiのレビューで表明された、より注目すべきデメリットもいくつか見てみましょう。

ライブチャットサポート利用不可

従来の金融や仮想通貨、他の金融サービスを選ぶ際に、カスタマーサポートは非常に重要です。DeFiにおいては、有名なプロジェクトの多くが十分なサポートを提供していないことが一般的です。この点を考慮することが重要です。そのような状況では、問題解決には通常、自身で情報を収集するか、プロジェクトのコミュニティに参加する必要があります。

一方、EQIFiはカスタマーサポートを提供し、すでにその体制を整えています。サポートエージェントはいつでも利用可能で、24時間365日連絡が可能です。

ただし、サポートに連絡する場合はチケット発行システムを使用する必要があります。EQIFiではライブチャット機能は提供されていません。

率直に言って、この状況は少々残念です。カスタマーサポートに連絡する手間が増え、深刻な問題が発生した場合にはストレスがたまります。多くの仮想サービスがライブサポートに移行していることを考えると、それが選択肢としてはるかに優れていることは明らかです。

確かに、ユーザーのEQIFiのレビューでは、プラットフォーム上のライブサポートの欠如について不満を述べている声はほとんどありません。ただし、プラットフォームが成長するにつれて、この点が影響を与える可能性はあります。

したがって、最悪の問題ではないにしても、改善の余地は確かにあります。

初心者向きではない可能性あり

EQIFiのレビューに関連する最大の「課題」は、プラットフォームがかなり複雑であり、初心者にとって理解が難しいことです。

もし経験豊富な仮想通貨トレーダーであり、イーサリアムやスマートコントラクト、そしてイールドアグリゲーション/ファーミングの詳細に精通しているなら、EQIFiで問題は発生しないかもしれません。また、このプラットフォームは最小限の設計アプローチを採用しているため、サイトのナビゲーションや使用は簡単であり、専門用語に圧倒されることはありません。

ただし、EQIFi FinanceがDeFiプロジェクトであることを認識することは重要です。これにより、プラットフォームは初心者向けから上級者向けに変わります。

なぜなら、最後に友人（仮想通貨について何も知らない人）とビットコインやイールドアグリゲーションについて話したのはいつでしょうか？

ビットコインを初心者に紹介するのは、その人気やポップカルチャーの影響のおかげで、それほど難しくはありません。一方でイールドアグリゲーションやステーキング、金利構造は通常、人々が趣味として学ぶものではありません。

さて、もしあなたがこの分野の初心者だとしても、EQIFiを試すことはできます。アカウントを作成し、WETHまたは他のサポートされているコインやトークンを送金し、その後、すべての確認が完了し、決済された後、プラットフォームのサービスを利用し始めることができます！

EQIFiプラットフォームの実際の使い方について詳しく知りたい方は、別途ガイドを設けておりますので、そちらを是非ご確認ください。

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結論

まとめると、このEQIFiのレビューの結論はかなりシンプルです。EQIFiは、近年DeFiシーンに現れた興味深いプロジェクトであることは間違いありません。

一見すると、このプラットフォームは「ただの新しいDeFiベンチャー」にすぎないように感じますが、詳しく調べてみると、そうではないことがわかります。EQIFiにはユーザーが利用できる非常にユニークな機能がいくつかあります。

まず、このプロジェクトは確立、規制、認可された銀行によって推進されているということが確かです。EQIFiには、少なくともある程度の正当性と信頼性があります。結局のところ、これは他の主要なDeFiプロジェクトにはない利点です。

EQIFiには、ユーザーが利用できるいくつかの異なる機能もあります。イールドアグリゲーション、ステーキング、レンディング、デビットカードの発行など、実際の仮想通貨銀行機関のように機能します。

EQIFiトークンを保有していれば、膨大な数の追加特典も得られます。ステーキング、担保ローンの割引（LTV）、APYの増加、ガバナンスなどがあります。

EQIFiには、ライブチャットのカスタマーサポートがないため、サポートスタッフには、チケットシステムを通じて24時間年中無休で問い合わせ可能です。また、必ずしも初心者向けのプロジェクトというわけではありませんが、これは実際には、運営会社やプロジェクト自体のせいにすることはできません。一般的に、これはDeFiセクターの現在の性質であるためです。

上記をすべて考慮すると、EQIFiは非常に興味深くユニークなプロジェクトであり、少なくとも試してみる価値は間違いなくあります。ただし、DeFiプラットフォームを利用する際は、常に自分でリサーチを行い、許容の範囲内の損失で済む金額のみを投資するように心がけてください。

以上、このEQIFiのレビューをお読みいただきありがとうございました。また次回の記事で！

このウェブサイトで公開されているコンテンツは、金融、投資、取引、またはその他の形式のアドバイスを与えることを目的としていません。BitDegree.orgは、いかなる種類の仮想通貨を購入、売却、または保有ルアドバイザーにご相談ください。